ツアーオフ日の使い方


・何もしない

・寝る

・ひたすら呑む

・ホテルで仕事

・繁華街で買い物

・美味しいものを食べる

・レコードを掘りにいく

・現地の友達に会う

・観光する


など色々と選択肢があります(笑)。


今まで色んな街でオフ日を過ごしてきましたが、

仙台で丸一日のオフ日があるのは初めてだったので、

また絶対行かなければと思っていた場所へレンタカーを借りていってきました。


宮城県亘理町


東日本大震災のボランティア活動でたまたま訪れた町でして、

その後の様子がずっと気になっていました。

あれから4年以上経ってしまいましたが、今回やっと行くことができました。


当時の様子もblogに書いてますので、お時間があれば覗いてみてください。

http://ameblo.jp/djdaishizen/entry-10871941016.html#main


活動の拠点となっていた武道場
と公民館
町の中で一番海に近い荒浜地区
殆どの家は解体されて、区画跡だけが残っていました。

海岸線には盛り土がされており、護岸工事は現在も進行中のようでした。

当時、お手伝いさせていた一人暮らしのおばあさんの家は残っており、そのまま暮らされているようでした。元気なお顔を拝見できればとも思いましたが、急に押し掛けるのも失礼だし、生活している気配が感じられただけでもよかったです。

被害が酷かったもう1軒のほうは周辺の家も含めて全て取り壊されておりまして、住まれていたご家族の思いを考えると何とも言えない気持ちがこみ上げてきました…。

亘理にせよ、他の沿岸地域にせよ、高台移転の用地だったり助成金だったり、逆に作る計画があっても希望者で埋まらなかったりというケースもあるようで、4年以上たっても一筋縄では行かない問題が山積みのようです。

あとは東京オリンピック関連事業のために、東北に集まっていた人手が首都圏に移ってしまっているらしいですね。

ここ最近よく報道されている新国立競技場の建設費と不足分の補填方法のこととかも相まって、何の為の祭典なんだろうか?と色々な考えが頭の中に…。

っていう一連の考えを巡らせていたのは、こちらの絶景温泉
わたり温泉 鳥の海
昨年10月より部分営業を再開したらしく、地元の方を中心に賑わっておりました。
海を一望できる露天風呂とか最高でしたよ。
レストランはまだ再開していなかったので、町内のお店で地の魚を使ったメニューをいただいてきました。
時期によって、

ほっき飯、はらこ飯、穴子飯など、色んな海の幸が楽しめるようでした。

あと有名なのはイチゴかな。シーズン中はイチゴ狩りも町内(とお隣の山元町の)各地でできるようになってます。


いい温泉入って、いい景色見て、美味いもの食べて、地元にお金も落とせて、

震災で亡くなった方に手を合わせ、そして自然の驚異を忘れず胸にとめて。

と、皆さんにも是非とも訪れてもらいたい場所です!


復興支援とか言うととても堅苦しくなってしまうけど

Win-Winな形で、一個人ができることってまだまだ色々あるなぁと思えた有意義なオフ日でした。


あ、

仙台市内に戻ってからの夜は、地元仙台の雄GAGLEの守備陣ことDJ Mu-RとDJ談義に花を咲かせつつ美味しい御飯を頂きました。



今回のツアー開始直後にある出来事がありまして、その土地土地でやれるべきことは思った時にやっておこうと思うようになり、それを実行している次第です。

もちろん本業に影響がない範囲で(笑)。

そしてお客さんにより良いものを提供して、そしてまたお客さんからパワー貰って。

って出来れば最高す!


次は

岐阜長良川国際会議場、三重文化会館にお邪魔します!