先ほどの小池都知事の定例記者会見で詳細が発表になった

東京都の芸術文化活動の支援事業

「アートにエールを」

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制作や発信の場が失われている芸術/文化の人たちの支援プロジェクトなんですが

4/14の初出し時には漠然としすぎていて

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「ん…? 微妙…」 というイメージでしかなかったんですが

発表になった詳細を見てみると…


1作品で最大100万円!! 支給されるということで

演者のみならず、裏方さんも巻き込んで企画/制作できれば

舞台に立つ人間以外にもお金を回せる良いプロジェクトなのでは?と思います。

裏方さんたちは演者にくらべて代替え案(ネット配信、ダウンロード販売など)が見つかりにくい職種ですよね。

そんな職種の方達にもお金が回るような救済方法がないものか、と思案していたんですが

こちらはその一環としても良いのではないでしょうか?

たかが10万円ですが、1ヶ月分くらいの生活費にはなりますし、

なにより、すでに2ヶ月の活動自粛をさせられているなかで

無収入になってしまって、別のバイトなどをしている方もいますが

「自分の仕事ができる」というのはとてつもない活力になるのではないでしょうか。


こちら今日の定例記者会見

該当部分はこちらの動画の18分くらいから

時間がない人の為に

ざっくりまとめると

・対象はプロのアーティスト、クリエイター、スタッフ(なので、演出家や照明、映像、メイクなども)
・作品の発想は自由
3密を避けて制作すること
・5〜10分ほどの未発表の映像作品
・著作権はアーティストに帰属する
・都内居住者又は都内を主な活動拠点にしていること(なので必ずしも東京に住んでなくてもOK)
・1作品 最大100万円支給(1人あたり10万円なので最大10名ワンチーム?もしくは人数超えた分は参加者で等分などでしょうかね)
・5/15から諸登録開始
・5/20から応募開始

ということです。
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詳細は東京都生活文化局のサイトでご覧ください。


すでにテレワークなどで作品を作ってバンバンSNSなどにあげてるアーティストさん多数ですが

一旦その手をストップして、さらに身近な方々に声をかけて巻き込んでみてはいかがでしょうか?

エンジニアさんにMIXやマスタリングしてもらって、映像やCGを足したり…

(三密をさけれるなら)照明たいて、ダンサーに踊ってもらって

MV撮影してみてもいいかもしれないですね。

衣装はスタイリストさんに選んで送ってもらうことも可能だし…

あとはメイクさんにセットしてもらうのもいいけど、密になっちゃうよね…

ていうことだったら

アーティストは楽曲提供してメイクさんのHOW TO動画を撮るでもいいかもしれない

そこに演出家の演出が入っててもいいし

美術さんが作ってくれた小道具があってもいいわけだし

舞台監督の段取りが必要だったらクレジットにもいれて参加してもらえるし

映像撮れなかったら静止画(絵でも写真)でもいいし

それこそ1人で完結させちゃってもいいわけで

って考えてると久々にワクワクしてきませんか?

普段リーチできない層にも作品が届く可能性も大いにあるし

これ、やらない手はないんじゃないかなー。


多分応募が殺到すると思うので、早めにチーム組んで準備しておくのが良いかと思います!

参考動画もあがってたんでチェックしてみてくださいね。


ということで

取り急ぎの周知でした。

どうしても音楽界隈からの目線になってしまうので

演劇、映像、などそれぞれの分野の視点から考えていただければと思います!


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